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現実に役割を持てないポケモンマスター達の最後の楽園
ツイッターは@ikenumaniaでやってます
2017.12.26 Tuesday
SNS、特にツイッターで所謂萌え豚が好むようなオタク画像、特に性的表現が含まれたものをいいね・RTする輩を私は蛇蝎の如く嫌っているわけですが、この感情を例によって他人に少しでも理解してもらえたらいいなという一抹の希望を持って文章にまとめたものが以下になります。
1 私自身の価値観
私は所謂硬派厨とカテゴライズられる人間だと思います。ジョジョとかベルセルクとかキングダムとかダークソウルとかGTAとか血生臭いテーマが大好きな一方で、萌えや媚びた女性を前面に出されると「うわなんじゃこれキッツ死んでくれ」ってなりますし(アクセントぐらいなら多少はありあり、全然アリ)、昔から好きだったゲームやコンテンツ等が売上の為か時代に合わせた萌え要素を取り入れているのを見ると寂寥感を覚えてしまいます。
そういう時代に取り残された化石みたいな価値観なので、現在ゲームメディア業界の多数派が好む要素増し増し女は大嫌いですし、そういう類のものが自分のフォロワーから流れてきたらそら当然不快になりますわなって感じです。
2 性表現におけるTPO
こっちが僕の一番伝えたい事なわけですが、人間誰しも性的なコンテンツを受け入れられる精神状態と、受け入れられない状態のON・OFFがあると思うわけです。
男の場合は賢者タイムが典型的な例で、出す前はあんなにエロいと感じていた女体やプレイが出した後になって見返すとすげーどうでもいい、寧ろ目に優しくないから視界からすぐ消すみたいな事は大多数の人間にあると思うんですよね。私個人の実体験としては、性表現がマニアックに偏れば偏る程、抜いた後の嫌悪感も大きくなると思います。これは我々の性コンテンツに対する受容スイッチがONからOFFに急激に切り替わった結果といえるのではないでしょうか。女性は女になった事ないのでわかりません。
また、友人同士でお酒を飲みながら愉快な気分で話している時等は性コンテンツに対してONスイッチが入っている状態の人は多いと思います。普段なら下品としか思わない下ネタがやけに面白く感じたり、友人の性体験が凄いエンターテインメントに思えたり、そういった経験は大なり小なりあるのではないでしょうか。
逆に、真面目な会議や家族といる時なんかは性コンテンツに対してOFFになっている良い例でしょう。大学のゼミ等を想像してほしいのですが、糞真面目な議論をしている最中突然教授が「話しは変わるが実はワシは女の腋毛が好きでね」なんて言われたら、こいついきなり何言ってんだ頭おかしいんじゃねえのかと困惑し、それは軽蔑に変わるでしょう。どんなに下ネタが大好きな人間でも呆気に取られてしまい、その話にノリノリで食いつく人間はまずいないのではないかと思うのです。これは心の性コンテンツスイッチが完全にOFFな所にド直球の性コンテンツをぶち込まれた事による精神的な抵抗だと考えられます。
前提を説明した所で舞台をSNS、ツイッターに置き換えましょう。
まずツイッターを一人でやっている時、我々の性コンテンツスイッチはどうなっているでしょうか。夜に一人で酒飲んだりしながらやってれば別ですが、大多数の人間はOFFになっていると思いますし、今回ばかりは私もその多数派の一人です。
例えば朝8時頃、今日のニュースとか友達が講義に出てるとかそういった日常的な内容が並ぶ中、唐突に好きでも何でもないキャラクターのセクシーな画像が流れて来たらどう思いますか。私のような狭量人間でなくとも朝っぱらからこんなもんみせんじゃねえ馬鹿ぐらいは思うのではないでしょうか。性表現のあまり含まないオタク画像を性コンテンツに含めるか否かは個人の解釈によって分かれますが、私は紛れもなく性コンテンツに該当すると断じる(この理由については別の記事で述べようと思います)ので、オタク画像についてもこんなもん見せんじゃねえという感想を抱くわけですね。性スイッチがOFFの人間が大多数な場所であるのにも関わらず性コンテンツを拡散してくる、これはもう加害意識があろうがなかろうが有罪と言わざるを得ません。
画像の作者や拡散した本人は拡散した時点では(もしかしたら常時ONになりっぱなしなのかもしれませんが)当然性コンテンツスイッチはONになっています。しかしツイッターの仕様上、性スイッチがONになっている人だけに対して性コンテンツを閲覧させOFFの人のTLには流さないとかそういうシステムはありません。更には他人のいいねをTLに表示する機能によって時間軸を無視してあらゆる投稿を無規範・無意識に拡散する仕組すら存在しますし、当然その中にエロが含まれる可能性もあるわけです。
また善意で行われた拡散行為が自分のフォロワーに対して意図せず害を成す事はあらゆる分野において起こりうる事ですが、その中でも性コンテンツにおいては我々に内にある性スイッチの存在によってその加害危険性が非常に高いと言えます。
更に言えば拡散時点でのフォロワーの性スイッチがONかOFFかなんて把握出来るわけないですし、仮にその時点で全員ONだったとしても後からやってくる突然のいいね表示等によって容易くその大義名分は破壊されます。
また直接的な画像拡散じゃなくとも、キャラクターに対する愛を語ったりするのも個人的にはNGです。チラ裏とか言いたいわけじゃなくて、単純に顔も名前も知ってる奴の性的趣向やズリネタは飲み屋でゲラゲラ笑いながら聞くのがいいので、一人自宅のモニターの前で晒されても真顔AAみたいになっちゃいます。
こうした理由から、性的コンテンツはその性質上ツイッターで流す事は恩恵を受ける人間の数よりも不快になる人間が多くなるという事態を避けられない為、拡散する事そのものが功利主義の元に否定されるべきであるというのが私の意見です。